第84回春陽展

会員推挙

進藤 妙子

「 漂う雲 2」

 遙か彼方に低く家並があるのみ、あとはすべて広い空。

空を埋めて雲が漂う。

曇天の下、つばめの飛び交う軌跡の残像がいくつものストロークとなって交叉する。

それだけの空間にリリシズムが漂う。