第86回春陽展

進藤 妙子

「 或る日の太陽」

 都会のビル群の上の太陽は、黄色い暈をかぶりにぶい光を空に漂わせている。太陽はその存在を確とはせず、ゆらゆら揺れながら戸惑っているようでもある。それは又、或る日の私の心でもあるように。