第89回春陽展
進藤 妙子
「白 秋」
月光を浴びて、群生する草叢の穂先が白く揺れ動いている。シンプルに静かに冴え返っているが、寂しくはなくむしろ豊かに感じるのは微妙なニュアンスの色調が生きているからだ。古今和歌の世界を見る思いだ。(中野)