兵庫県立三木山森林公園 「森の風美術館」特別企画
和田依子 作品展
― 愛 ―
●10月5日〜31日
● 森の風美術館展
二元会常任委員の和田依子さんが兵庫県立三木山森林公園「森の風美術館」特別企画の個展を開催した。
和田さんは鳥取市出身。尼崎市内の小・中学で美術の教職につき、その傍ら彫刻家の夫、和田正義氏の影響を受け人物・裸婦デッサンに励んだという。その後二元会の重鎮であった大泉米吉氏に出会い、油彩を手がけ、1991年二元会に初出品。4年後には会員に推挙されており、彫刻家のデッサンを近くで見続け実践したことが自然と基礎力を培ったことを窺わせる。阪神大震災に遭遇し、画家としてのテーマを持つ大切さを思い、その後つれ合いとの死別を。「生きる」こととは…「愛」が制作のテーマとなった。足が止まった作品は2006年作「かなしぶ」。とヌード三態の「一刻」。震災の悲惨さから立上がる2008年の紫薫賞「祈」、2014年の文部科学大臣賞「未来生きる」、昨年の博尊賞「挑戦」等の代表作を含め44点が並び見応えがあった。(松)
