第53回一陽展

奨励賞

斉藤 光彦

「ノスタルジー 」

 

 板壁、板窓、板塀、大谷石の門、樋…こうした家がいつの間にか目にしなくなった。

夜になれば明るい灯のともる家が。

やや仰角にした視点も適格であり、何より精緻な描写が甘さを抑制した。    (中野)