藤 田 清 照
展
■2008年10月18日〜23日■神戸 トアギャラリー
現在、風土会会員としてトルコ風情の画風で知られる藤田清照氏の恒例の個展。
藤田氏は1952年に京都市立美術専門学校を卒業。その後コンクール他で活躍、2度の金山賞展、3度の安井賞展に出品している。氏は日本の公募展に疑問をもち海外に目を向けるが、トルコに魅せられて現地にアトリエを持ったという。トルコの人物をテーマとした制作が始まり、日本とトルコを往復する生活を20数年間続けてきた。その間、トルコ政府招待の国際アンタリア芸術祭(1992年)やブルガリヤ政府招待の国際プロブジフ芸術祭(1997年)にも参加し、その後日本での制作活動に切り替えて現在に至っている。今展には風 展出品の大作4点を中心に色香ある着物姿の女性のパステル画、東尋坊などの風景、人物デッサンが並んだ。
昨年より登場した現代を風刺したような無表情な子供が印象的な「肩ぐるま」、「トルコ人」の簡潔なデッサンの線にも魅かれた。
(松)
