第63回立軌展

藤田 清孝

「庭 A」

 

 濡れ縁の鋭角な直線、老樹の幹のねじれ曲線、木洩れ陽の緑の斑点に染まる中庭。俯瞰された視点に腰かける人物と直立して画面から去ろうとする人物が登場。視点の動きが画面に変容をもたらす不思議な空間感。
 色彩も生のようで不思議な奥行きを持っている。シチュエーションも面白い。