第61回二元展

嶋津 俊則

「歴層の丘」

 

 この作品の舞台も、長くモティーフとする山岳城砦都市で、紺碧の空のもと大きな城砦を蝟集するように斜面に家々が櫛比する。長い風雪をくぐり抜けてきたオレンジの屋根と石壁の窓が、集落の息遣いを伝えてくる。(中)