近代美術協会会員

国分 信悟 展


■ 6月4日〜10日

 ■新高円寺スタジオSK

 

 近代美術協会創立者松本富太郎氏は会創設の主旨として、「純粋な制作活動こそが目標」「具象も抽象もわれわれの意識の中では、次元の異りを見出すことは出来ない」「今日の造型を生身で新しく樹立してゆくこと」などをあげている。こういった近代の精神は脈脈と会員に受け継がれ、妥協のない画風の競演が会の一大特色となっている。国分信悟も近代の会員として独自の画面を確立している一人だ。今回の個展では、DMにも使用された「星時計」を正面に円と点描と面で徹底的に描き込まれた一連のシリーズ作で踏襲されている。コラージュもふんだんだ。掲載の「星の絵折り紙」のように折り紙を貼り込んで貼り込んで、そして更に描き込む。最新作「星屑の街」に至っては画面を覆うアクリル板にまで描き込まれている。ここまでやると未練なぞ残しようがないだろう。まさに独歩の作画精神と言えよう。100号130号中心に21点。(篠原)。

 

 

 

 

 

 

 

 

恒星環

 

星の絵折り紙