第47回全展

 

風間 徹志

「廃 屋」

 異界の風景が沈痛な沈黙とともに出現する。そこにかつて人が存在したという痕跡も空気すらも見出せない。とつとつと積み重ねられた褐色の絵具の層が、畏怖となって観者の心の襞にしみ込んでくるようだ。