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〈画廊企画〉 楽山 正幸 展 ―日本の自然40景― ■9月19日〜25日 ■銀座ギャラリームサシ 富士美術協会(FAA)代表の楽山正幸氏が「日本の自然40景」と銘打った画廊企画展を開催した。 楽山氏といえば20歳で第一美術で協会賞を受賞し、28、29歳で安井賞候補展に入賞するなど若くして注目された作家で、38歳で富士美術協会の創立に参画し、代表として現在に至っているが、独特のマチエルで人物と風景を組み合わせた作品が印象に残っている。中でもピエロシリーズは多重画面を用いた物語性を持ち、ひとつのスタイルを確立しているといえよう。 従って、氏の作品には背景に様々な風景が描かれる。日頃そうした作品のエスキースとなる風景取材を実施していると聞くが、それがこの企画となった。着物の後ろ姿の女性の前に広がる見事な紅葉「紅葉狩(変40号、50号)」2点を中心に、鎌池、馬籠の旧街、奈良井宿、白馬、陸中、木曽など的確な描写力に裏付けされた小品が並んだ。小品も例のローラーマチエルが使用されており、実物での柔らかな雰囲気が写真に出にくい。目を細めて見ると実写に近づくと思う。(松) |
朝の奈良井宿 F6号
湖面の秋(鎌池) P6号 |