第40回記念主体展


奥井 章夫

「木の話」

 

 一本の老木に人生を重ねているのだが、決して感傷的に陥らず冷徹な眼差しがある。

森を眺め木立ちを描きながら自分探しをする、気負いなく坦々と。

木立ちの背後の緑の森の造形がすぐれて主役の意を深めた。