第53回新象展
渡辺 文子
「WHY-2010 」
塗り重ねられた絵具の白亜の画肌に、薄く塗りこめられた色は、白昼の蜃気楼のように揺らめき、水平の大地に凝縮の色を落とす。それは、不条理な思考の視覚化か、「なぜ」の問い掛けが空しく響く。(松)