第56回一線美術会展

 

古川 正子

「競い合う 」

 

 口広がりの花瓶に赤と黄の花がたっぷりと活けられて、まるで赤と黄がその華やかさを競い合っているようだ。

その華やかさが招くように辺りにも光がたゆたって、何とも豪奢でぜいたくな雰囲気が漂う。