第59回一陽展

 

米山  渉

「峻岳雪麗」

 

 遠山の手前を過よぎるような山嶺、その残雪のやわらかなフォルムと、深い襞ひだを刻む山肌の険けわしさの対比が、セピアのモノトーンに浮上する。徹底した観察と描写力がテーマ性を明快にする4字題名も毎回楽しみ。(中)