第38回日展

 

松本  昇

「裸婦群像」

 

 裸婦の個々の美しさを描こうとはしていない

むしろ集団でいながら、いやそれ故に孤独で不確かな心の揺れを描こうとする。

みんな同じ肌色で個性は奪われ、互いにその視線は一つも交わらない。

生きる不安。