第93回二科展
中島 敏明
「elegy-’08」
足を大きく開き頭を抱える母体に、手を差し伸ばす幼子。母の絶望を象徴する背景のスケール大きい描写、それに負けない確かな存在感。情感を絶ち切る黒い垂直の帯(画の継ぎ縁)が決然としてテーマを浮彫する。