第29回新芸術展

 

 

岩田 功

「春の兆し」

 

 

 轍の残る雪溶け道のぬかるみに春の兆しをとらえてセンシブルだ。

かげる道と陽の当たる遠景の村落や丘陵の対比もバランス良く、ことに轍の残る雪の表情の描写に、リアリティーと情感が漂っている。