第59回二紀展

小西 保文

「サキソホンの響く街」

 

 主役は本来ならばサキソホンを吹く男性である。

が図像的には壁に大きく描かれたワインを飲む女性となる。がやはり男性に意識は戻る。

この心理的詐術がこの画家の手法で、男の魅力もそこにある。