第63回二紀会

 

松下 元夫

「音ひびく Loreley」

 日常の記憶をひきずる諸々の残滓が段ボール箱に詰められ、魔女の如く飛んでいる。不思議なイメージをかき立てるにふさわしい彩調も透明感があり、どこかシュールな味わいも持っている。