第59回二紀展

上田 保隆

「緋の刻」

 

 伊賀霧生は忍者のふるさと。

そこはまた画家の生まれ育ち制作する地。

その歴史的風土を梟をモティフに連作する。

緋色は夕日に燃える林か、の中を飛び立つ梟。

その幼さの残る可愛らしさは画家の眼差し。