中島由夫 展


● 1月23日〜31日 
● 有楽町・ギャラリー枝香庵7・8F

 昨年暮れの新大久保での個展は、トークとパフォーマンス(新宿ロフト)を中心に実施され、ネットを通じて世界に配信された。コブラ運動参加の唯一の日本人として、表現主義の精神を今なお貫く、正に知る人ぞ知る芸術パフォーマーの一面を見せた中島由夫である。その後一度スウェーデンに戻り、欧州での展覧会の企画、準備を整えてからUターン。新年明けの個展開催となった。メインの7階に「Last Indian」「16o'clock」など大作が並んだが、北欧の人達が待ち望む春の太陽を巻き布に描いた「The Sun Flower」を挙げた。小品では、亡き文子夫人の愛用のハイヒールを額に収めてデコレーションした作品も印象的だった。初日には数十年来のファンが訪れ賑った。今年は、在ヨーロッパ53年目となる中島由夫。この個展を皮切りに日本―北欧の友好150年を記念して、神戸、デンマーク、コペンハーゲン他の企画展を予定。ベトナムでの美術館建設にも関わって、忙しい年となりそうだ。 (松)

 

 

 

 

The Sun Flower