スウェーデン・ヘルシンボルグ ― ラウスに
2011/5/28 中島由夫美術館OPEN
中島由夫 美術館
当初ロサンゼルス移住を計画していた中島氏が、夫人の病気と息子・アンデス氏の誕生が重なり断念し、スウェーデンに居を定めたのは1966年のことである。その後パナマレンコ、へイルマンらとヨーロッパ各地でハプニングを実施する一方、ラップランドでテントを張っての取材活動が始まり、北欧の太陽シリーズがスタートした。住居もイェーテボリ、ウッベボーダ、ヘルシンボリ・ラムローサと移り、2003年に存続が危ぶまれていた伝統陶芸のラウス焼きをを外国人として初めて受け継ぎ、工場の有る現在のヘルシンボリ・ラウスに居を移した。住居、アトリエを整備し、陶芸工房をストンウエア工房と命名し、ラウス中島由夫アートセンターを設立、更にギャラリーを開設して年数回の展覧会も企画するようになっていた。
実にスウェーデン在住44年。今年5月28日に陶芸工房、ギャラリーに隣接した場所に床面積約800�Fの中島由夫美術館がオープンした。
弊紙もオープンの日には間に合わなかったが、現地を取材。息子・アンデス氏を企画リーダーとして完成した美術館は高い吹き抜けの天井で白い板壁が特徴。中島氏の作品展の他、日本の美術家の展覧会も企画したいと語る。現代美術、日本画、書などスウェーデン人は美の集いに大いに盛り上がる。 (松)
美術館横のアトリエで c 野辺修司
