第78回国展

 

 

中野 和典

「羊水への回帰 」

 

 牛と豚をとりまく家族像、といっても確たる自信はないし、単にそうした図像とも思えない。

構成的に三角形の中心の赤糸が求心性を持ち、渋い色調のザラメのようなテクスチャーが懐かしい心を呼び起こす。