第59回新象展

大貫  達雄

「山シリーズより(月明り)」

 

 登山を欠かさない画家の長いシリーズ。一日の業を終えて迎えた夕べの空を峰より出ずる月が静かに照らし始めた。線と面の独自の構成が常に新鮮なのは、実感に裏打ちされている故だ。(中)