| アニミズムの幻想を追い求めて50余年
第4回 加藤三男 油絵展
「セニョール」、「M氏の肖像」など、モダンアート展で自画像を描き続けている作家がいる。加藤三男氏である。氏は戦後、従兄弟の言葉に衝撃を受け、「人間とは青春とは、生とは死とは、ということを絶えず自分自身の問題として考えるようになった」と言う。40年間にわたって自画像を描き続けてきたのは自分自身に対する問いかけであり、喜怒哀楽をすべて肯定したなかでの人間の尊厳を忘れてはならないという自戒が込められていたのかもしれない。パワフルで圧倒される画面の奥底に漂う憂鬱、もの悲しさ、慈しみ、これは正に加藤氏そのものであるといえる。 |
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上野松坂屋南館7階 美術画廊 ■ 12月21日〜27日
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