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半世紀に旦る群鶏シリーズ― 07年4月から5月にかけて約1ヶ月半に及ぶ一大回顧展を地元渋谷区立松濤美術館において開催された清原啓一氏。その画業の殆どが「鶏」への表現展開の歴史と言って過言でない内容で圧巻であった。出品作52点のうち「鶏」以外の作品は、画家を目指す熱情を持ち始めた昭和22年の風景画「けやき」から、石膏デッサンを本格的に始めた昭和23年の「婦人像」、そして明治大学政経学部を卒業し両親の反対を押して東京に残り、中学校教諭をしながら本格的に絵画に取り組み出した昭和27年の日展初入選作「椅子による女」ほか数点の静物、風景画が散見できたが、昭和29年の日展出品作「鶏」以降現在まで所属の光風会展、日展に於て「鶏」をテーマとして発表してきた大作群で、正に「遊鶏の賦」にふさわしい回顧展であった。 |
東京展 ■2007年11月6日〜12日 「紅葉の遊鶏」 130F |