第84回国展


島田 章三

「蓼科で鹿と遭遇」

 

 避暑地での偶然の出来ごとを、こうして絵画化してしまう。日記的即興性を演じながら、揺るぎない構成と色調は確たる固有名詞となっている。融通無碍の心境にあって造形性が確然と保有している。