第96回国展

坂谷 和夫

「絵馬,11(空を行く)1」

 
 絵馬は祈願に社寺に奉納する絵。今作は、月のなかを翔ぶ馬だが、敢えて、危うい綱渡りをする場面と見たい。昨今の国際情勢や世情は何とも不安で、すべてに危ういことばかり。シニカルな眼が成せる業と。(中)