| 三浦 敏和 展
旅その時々の空間
■10月8日〜11月13日
■ 尼信博物館(尼信会館)
新世紀美術協会委員・三浦敏和氏のミニ回顧展。
近年は、大阪の若者の街「アメリカ村」をテーマとした都会ファッションと人間模様をシリーズで描いて、ひとつのスタイルを確立しているが、そこに住まう人々、訪れる人々と街が醸すイメージの断片やそこから想像する自らの思いを組み合わせた構成である。最近では、街描写にパリの凱旋門から見下ろした人間模様が加わって表現の角度を広げている。今展の会場入り口にパリのポストカードスケッチ250枚のうち150枚を大額に入れた展示があった。既に大阪、パリのスケッチ紀行を出版するなど、現場取材の大切さを実践しているからこその作品である。
旧作は会員特賞受賞の古陶と木箱を活写した「一隅(1975年)」とランプや漁具をイメージ構成した「透具(1978年)」、2ヶ月に亘るスペイン、ポルトガル取材の成果「アンダルシアの旅」等が並んだが、堅実な具象作品に改めて描写力の確かさが窺えた。
(松)

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ものたち(集う) 150F(2004年 49回新世紀展)

アンダルシアの旅 F100 (1981年 26回関西新世紀展 大阪府知事賞)
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