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五味 祥子 油彩展 ―羽化する人―
■ 銀座 井上画廊展
「顏」シリーズから「胎動」を経て、「羽化する人」が発表されたのは2004年の春季二科展。それ以来このシリーズが8年にわたり継続されている。蛹から羽化し、短い現世を謳歌して子孫を残し、朽ちて自然に還る。いわば輪廻転生の思想が制作の根底にあるからこそ、多様な展開が可能となるのだろう。人の顏の奥にひそむ人生観の象徴具現から始まった制作意図は、大地の恵みに育まれて一生を終わる動植物に人を同化させ、更に生命の誕生の母なる海へとシフトした。
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羽化する人 キャンバス・油彩 400×200cm 2011制作 |