朱葉会理事  村山和子展 

■ 10月28日〜11月3日
■第1会場 徳島県立近代美術館ギャラリー  
第2会場 ギャラリーM & M

 

朱葉会理事・村山和子さんが、郷里徳島の県立近代美術館ギャラリーで大規模な個展を開催した。  
中野中氏企画の12の個のメンバーとして出品した162×650 cmの超大作「大地を流れる」を筆頭に、162×391 cmの「霊気」、F100号2枚組の「マチュピチュ」、更に今展の為に描き上げたS100号4枚組の「旅路」が天井の高い大壁面 に並ぶ様は爽快である。その間には20〜100号の作品群があり、見応えある充実した展示内容を呈した。

村山さんが画家として立つ大きな転機となったのは、1995年の3ヶ月におよぶ南アフリカの滞在である。これまでの絵の常識を覆すような大自然がそこにあった。砂漠の砂の色、空の色、そして人々の自然と対峙した生活。感動が全身を駆け抜け描かずにはおれなかったと聞く。それからインド、ネパール、ペルー、ベトナム、ミャンマー、東ヨーロッパへと取材旅行が続いた。  

上掲は昨年訪ねたドイツベルリンの壁である。壁に穿たれた穴から建物が垣間見える。実はこれは対作品である。東西からの眺めだろうか。感動が作品を創りあげる好例である。(松)

 

 

                                                      

  Twentieth Century wall