| 村山和子展
■ 11月3日〜8日 ■千代田区 ギャラリーパレス
「旅路」(100S×4枚)や「墳墓」「twenlieth
century wall」(50P×2枚)などの近作に新作を加えての発表。新作はいずれも役者をモティフにしており、「初舞台」(F60)は舞台に佇む男が一人、生彩ある筆致で活写された。黒帽子に黒衣、杖に両手を重ねてやや面を上に向けたポーズは顔のみならず体全体に表情がよく出ている。「カーテンコールの夢」(S100)と「道化師の旅」(M100)には人物は登場せず、帽子やボウルやくたびれた鞄等で状況をイメージさせていた。構成など未だやや甘いが、塗るのではなく描くという行為におのずと心情と意志がこめられており、これから楽しみな新しいモティフとなることだろう。
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「初舞台」 |
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