第37回日展

特 選(洋)

大久保 孝夫

「牛舎暮色」

 

 小さな畜産農家のひとこま。

夕暮れどき、一日のしめくくりの牛と農婦のいたわりの心が訥々と語られる。

雲を染め牛舎を包みこむ優しい光が純朴な筆致とともに長閑かな雰囲気を演出した。        (中)