第47回主体展

 

阿部 正彦

「氷河跡」

 

 生々しい傷跡のように、鋭角的に削りとられた岩々が錯線している。自然は優しさの一方で、苛酷な表情を見せる。氷河跡はそうした脅威の一断面であり、象徴でもある。私たちはそのことを忘れてはならない。