町 勝 治 個展
■ 4月30日〜5月6日
■ ギャラリー八重洲・東京
「高見の椎(朝の光)」F100
主体美術を活動の場としている 町勝治氏の個展。2年に一度の割合で開催しておられるが、一昨年の個展に続いて拝見させて頂いた。東京駅自体に活気が出てきたのか2年前より賑やか。ふらっと会場に入ってくる人も多いとお聞きした。
会場に入ると,04年の「府馬に生きる」と昨年手がけた「高見の椎・朝の光」の大樹の大作が圧倒的迫力で迫ってくる。人の何世代にも亘って生き続けた生命力溢れる気が画面からも伝わってくる。また、今展には以前から少し取り組んでいたという石のシリーズに回帰して挑戦した作品「残光」、「残波」が並べられた。少し前のグループ展に続く出品とのことだが、シュールな切り口で存在の不可思議感が心地よく響いてくる。今後木か石かいずれの方向で行くか悩んでいるとお聞きしたが、生命の存在を骨格とした大樹のシリーズは、是非とも続けて欲しい。
(平)