第44回主体展

町 勝 治   

 

「薄根の大桑」

 老大樹に惹かれるのはやはり生命力の想像もつかぬ逞しさ故であろうか。今作大桑の樹幹に肉迫、精写。甲骨を思わせる樹皮を精写する凝視と忍耐と持続力は精神の塊となって新たな魂(生命)を孕むかのようだ。