第53回一陽展

 

富樫貢平

「凍(よみがえり)」

 赤・緑・黄・紫・白の色面と、そこに織り込まれた色断片が、きしむことも競合することもなく、ゆるやかに共和し合っている。

どこか心地良さがある。

覚醒の瞬間に知覚するのはこうした世界なのだろうか。