第69回新制作展

「三陸 わが譜」

 畠山 孝一

 

 陸前高田に住まう画家の郷土頌。

長大な横長画面を利して岩棚は限りなく広がり、微光を宿した空も無限。

静かなのは異空間的ゆえだが、執念のリアリティがある。

その静謐を破って角錐岩が天を衝く。