―REVIVAL―

堀 江  進 展


 4年前にDRIFT(漂流)シリーズから新展開のREVIVAL(復活)シリーズへと進化を遂げた堀江進の第2弾。DRIFTでは流木等がキャンヴァスからはみ出てはいたが、まだ一個の作品を形成していた。2年前のニケともイカルスとも思える巨大な翼をイメージした作品「REVIVAL」ではパーツに分割され、いかような配置も可能な予兆をみせていたが、今回は、それが一層顕著化してきた。もちろん当初の作品イメージがあってパーツが存在する訳だが、会場雰囲気に則して組立ができる多面的形成美を持っている。古布を十字に結んだ大パーツが重要視点ポイントを司るが、空箱にぶちまけられた絵具の色彩対比は強烈で、タピエスを現代版として復活させたようである。黒く沈んだ色が美しく、新鮮である。      (松)

   ■ 3月20日〜25日  ■ 東京 村松画廊

「REVIVAL-0501」 /mixed media on canvas/200×300cm