第55回記念一線美術会展

 

藤尾 栄

「トレドの五月 」

 

 

 息詰まるようなオレンジの屋並が櫛比する昨年作から、風薫るさわやかなトレド風景となった。

明るい軽快な広がりは、手前の緑の段丘を大きく採り入れたことで視界に余裕が生まれ、視線が空まで伸びた。