第59回一線美術会展

 

齋藤里世子

「遺存」

 年老いた母をモティフに連作を続ける。この作品でも老母が良く描けているのは、それだけ思いが深いからであろう。構成も情景がうまく配された、老婆の描写の密度を高めれば、もっと存在感が増そう。