第40回 日展

庄司 栄吉 

 

 常に音楽家をモティフとするが、今作は聴音する奏者。演奏前、心静かに真っ直ぐな心で音を聴く、緊張し集中する瞬時。空間と一体となった中から、じわあじわあと男が浮き上がり、その存在感を高めてゆく。