第44回日展

 

黒沢 信男

「展 望」

 

 高台から盆地状の里村を一望する。眼に写るのは山も畑田も家々も雪に覆われたどんよりとした白い世界。ほぼモノクロームに色を失ったような景だが、画家の眼は灰白色に微妙なニュアンスをとらえて情感深い。(中野)