第39回元陽展

木村 光江

「ビクトリアの朝」

 港に係留された船が小波にその影をゆらめかせ、かもめが空を舞い雲が浮く。その空は朝陽に黄に輝き、その輝きを海面が照り返す。まだ港に人影はない。静かだが、満ちる豊かさに溢れる一刻。