第35回近美展

 

神保 静枝

「木の間に広がりゆく涼風」

  奥深く分け入って、ふと開けた眼前に緑深い山間を流れ落ちる渓流が滔々と音を立てている。汗ばんだ肌に風が涼やかだ。まさに題意のまま、その感興が謳っている。緑の旋律が快い。  (中野)