全日本美術 ALL JAPAN ARTS
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Work No.23

高橋重幸 展

2013.07
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 昨秋、約2ヶ月に及ぶスペイン取材を実施し、マドリード、シルクロデベージャスアルテス(アトリエスタジオ)と多くの画家を輩出したアカデミア・ペーニャで制作した作品とスペイン各地を訪れ描いた水彩、また、そのときのデッサンをもとに制作した作品等が、4月の原田の森ギャラリーでの展示に続いて銀座・ギャラリー暁に於いて展覧された。半数以上が新作で、2点のマドリードの街の夜景、現地スタジオで描いた静物作品もあったが、メインは人物である。現地の子供、少女、老人、浮浪者など、また風景に人物を組み合わせた心象的な作品を含めて20数点の作品が並んだ。
 その中、「ヒターナ」と題された油彩を挙げる。マドリの街にも浮浪者は多い。これまでも高橋氏は、浮浪者や街角に立つ大道芸人をよく描いている。それは単に物珍しい構成対象としてとらえているからではなく、その人の内面、人生を描きたいというからに他ならない。高橋氏のこれまで変わらぬテーマであり、今、徹底した具象の中に表現したいとする強い意思のもとでの作画と思われる。(松)

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