〔収録作品〕①Carlos Muro(鉛筆・パンパステル)②アランフェス・王宮の庭(水彩) 新世紀美術協会委員・高橋重幸のスペイン帰国展。毎年、1ヶ月弱のスペイン取材を15年以上続けているが、今回は実質20 日間の滞在となったと聞いた。いつも気軽に、同行者を案内し10日間ほどの写生ツアーで指導を行なって、その後自分のやるべき事を実行してきたが、案外とトラブルも多く取材が不調に終わったこともしばしばあり、今回は純粋に描くことを目的とした数人でのスペイン行となった。いつも、入所するマドリのスタジオ・シルクロ(かつて500枚の人物デッサンとクロッキーを20日間で描いた)にも入らず、徹底した現場水彩スケッチ(ラマンチャ、コルドバ、チンチョン、アランフェス)と宿舎での静物画作成に勤しんだという。そして、現地で親しくなった画家のアトリエを訪ねて親交を重ねた。その画家のポートレートが紹介作である。生き生きとした表情、画家の誠実で思慮深い人間性まで表現されている。もう1点は、トレドとアンダルシアの中継地「アランフェス」。水の古都・王宮の悠揚な昼下がりを切りとった。(松)
〔収録作品〕
①Carlos Muro(鉛筆・パンパステル)
②アランフェス・王宮の庭(水彩)
新世紀美術協会委員・高橋重幸のスペイン帰国展。毎年、1ヶ月弱のスペイン取材を15年以上続けているが、今回は実質20 日間の滞在となったと聞いた。いつも気軽に、同行者を案内し10日間ほどの写生ツアーで指導を行なって、その後自分のやるべき事を実行してきたが、案外とトラブルも多く取材が不調に終わったこともしばしばあり、今回は純粋に描くことを目的とした数人でのスペイン行となった。いつも、入所するマドリのスタジオ・シルクロ(かつて500枚の人物デッサンとクロッキーを20日間で描いた)にも入らず、徹底した現場水彩スケッチ(ラマンチャ、コルドバ、チンチョン、アランフェス)と宿舎での静物画作成に勤しんだという。そして、現地で親しくなった画家のアトリエを訪ねて親交を重ねた。その画家のポートレートが紹介作である。生き生きとした表情、画家の誠実で思慮深い人間性まで表現されている。もう1点は、トレドとアンダルシアの中継地「アランフェス」。水の古都・王宮の悠揚な昼下がりを切りとった。(松)